ドキュメンタリー映画「あるアトリエの100年」
(演出 山崎欽毅/2016 年/ 110 分)

東京 恵比寿にある古いアトリエと
残されていた16ミリフィルムが紡ぎ出す
芸術家たちの明治から現在へとつゞく物語

アトリエを建てた洋画家 岡田三郎助
その妻、小説家・劇作家 岡田八千代
アトリエを引き継いだ洋画家 辻永
そして、アトリエに集った人々
時代を彩った多くの作品が
ここから生まれた——

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上映情報

2017年5月1日(月) 第103回光風会展最終日 特別上映(東京)

会場:国立新美術館 3F講堂(東京都港区六本木7-22-2)
光風会サイト
上映時間:13:00~(1回限定)

2017年4月15日(土)~28日(金) シエマ(佐賀)

※上映期間が長くなりました。(2017.3.11)

映画館:シアターシエマ(佐賀県佐賀市松原2-14-16 セントラルプラザ3F)
シアターシエマサイト
上映時間:10:00~
特別鑑賞券:1,000円
※劇場窓口にてお買い求めください。
当日料金:モーニングショー(平日のみ)1,200円/一般1,700円/大・高生1,500円/小・中学生1,000円/幼児(3-6歳)900円/シニア(60歳以上)1,100円
※その他割引あり。詳細はシアターシエマにお問い合わせください。
トークイベント:※それぞれ10:00の回終了後の開催です
4/16(日)12:00~13:00「岡田アトリエの1年」竹下正博氏(佐賀県立美術館)
4/22(土)12:00~13:00「岡田三郎助と妻八千代について」松本誠一氏(佐賀県立美術館 副館長)

2017年4月1日(土)~14日(金) 淀川文化創造館 シアターセブン(大阪)

映画館:淀川文化創造館 シアターセブン(大阪市淀川区 十三本町1-7-27 サンポードシティ5階)
シアターセブンサイト
上映時間:4/1(土)~ 7(金) 11:50~ / 4/8(土)~ 14(金) 11:00~
特別鑑賞券:1,000円
※劇場窓口にてお買い求めください。
当日料金:一般1,500 円/専門・大学生1,200 円/シニア1,100 円/中学・高校生1,000円/小学生以下700円
シアターセブン会員1,000円
★その他 劇場規定の割引・サービスデー適用あり

2017年3月25日(土)~4月7日(金) シネマスコーレ(名古屋)

映画館:シネマスコーレ(愛知県名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1F)
シネマスコーレサイト
上映時間:12:25-14:20(1日1回)
特別鑑賞券:1,300円
※劇場窓口にてお買い求めください。
当日料金:一般1,500円/学生1,300円/会員1,200円
トークイベント: 4/1(土)「岡田三郎助と女性画家」杉山章子氏(一宮市三岸節子記念美術館 学芸員)

2017年3月4日(土)~10日(金) 東京都写真美術館(東京)

※休館日:3月6日(月)
映画館:東京都写真美術館ホール(東京都目黒区三田1-13-3/恵比寿ガーデンプレイス内)
東京都写真美術館サイト
上映時間:13:00 / 15:10(1日2回) 
特別鑑賞券:1,300円
※劇場窓口・チケットぴあ他にてお買い求めください。→チケットぴあ販売ページ
当日料金:一般1,500 円/学生1,200 円/中学生・シニア1,000円
※次の方は当日料金が割引になります。○東京都写真美術館で開催の写真展・映画の半券を持参の方(半券1枚につき割引は1回のみ)○東京都写真美術館パスポートをご提示の方○三越カード、伊勢丹カード、アトレビューSuicaカード持参の方

ストーリー

100年前のアトリエから発見された16ミリフィルム
そこには日本近代美術史の1頁が刻まれていた——

1908年、東京恵比寿に1軒のアトリエが建てられた。

繊細で情感豊かな美人画で知られ、黒田清輝、藤島武二らとともに、日本の洋画草創期を牽引した洋画家・岡田三郎助がアトリエの主人である。

三郎助は、アトリエの隣に女子洋画研究所を創設し、そこから有馬さとえ、森田元子、三岸節子、いわさきちひろ等を輩出した。他にも東京美術学校(現東京藝術大学)、女子美術学校(現女子美術大学)、本郷洋画研究所で指導するなど教育に力を注いだ。若い頃書生としてアトリエに住み込んだ古沢岩美、日本のガラス工芸を拓いた岩田藤七など、彼の教えを受けた芸術家たちが、その後それぞれの分野で活躍している。

三郎助の妻、八千代は、小説、劇評、劇作などの分野で、日本の女性として先駆的な存在である。大正期にはこども劇団「芽生座」を設立、第二次世界大戦後には女流劇作家育成のため「アカンサスの会」を結成するなど、演劇の発展にも尽くした。

そして、戦後このアトリエを引き継ぐのが、三郎助を支えた洋画家・辻永である。独特の筆致で描く風景画や細密な植物画を多数残す一方で、日展や光風会などで日本の洋画界をまとめる役割を果たした。 残された作品や資料からアトリエの歴史を紐解いてゆくと、明治から大正、昭和と移り変わる時代の中、西洋の美術を日本の風土に定着させた彼らの姿が浮かび上がってくる。今も100年前の面影を残すアトリエと、当時の様子を生き生きと甦らせる映像や写真とともに、アトリエに集った芸術家たちの足跡を描く。

なお、長い時を経て住む人もなくなっていたアトリエは、三郎助の出身地である佐賀県に移築されることが、2016年秋に決まった。

登場人物

アトリエの主人たち

岡田三郎助

1869-1939。佐賀県出身。明治~昭和にかけての洋画家。東京美術学校(現・東京藝術大学)教授。第1回文化勲章受章。創設間もない女子美術学校の嘱託教授を引き受け、自宅アトリエの隣に女子洋画研究所をつくる。

岡田八千代

1883-1962。小説家、劇作家。岡田三郎助の妻。小山内薫の妹。十代でデビュー。大正時代、こどもの劇団「芽生座」結成。長谷川時雨と雑誌「女人芸術」創刊。戦後、女流劇作家の育成のためアカンサスの会結成。

辻永

1884-1974。洋画家。「山羊の画家」としてデビュー。戦後アトリエを引き継いで住む。日本全国を旅して、日本の風景を独特の筆致で描く。草花を写生し、植物画として2万点以上残す。戦後の洋画界をまとめるために尽力する。

相関図

登場人物相関図
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スタッフ

企画:辻澄子 藤原智子/脚本:千原卓司 山崎欽毅/演出:山崎欽毅 千原礼子/撮影:松田重箕/撮影協力:人見健一 楡金厚行/語り:小原雅一/声の出演:高田べん 西田絋二/畠山美和子 安田未央/音楽:松島美毅子/効果:渡邊基/整音:引間保二(アクエリアム)/テレシネ:東京光音/制作:千原卓司